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人間は動物より偉くはないんだから!!

ハリケーン被害の動物たち

ハリケーンで被害を受けたアメリカ南部の州で、家に取り残されたペットたちやリハビリが必要な野生動物を助けるためのキャンペーンを、アメリカ動物愛護協会が行っています。このページから、救済活動の様子のビデオやスライド写真が見られます。

http://www.hsus.org/

また、以下のページでクレジットカードを使って、日本からでも寄付が出来ます。

https://secure.hsus.org/01/disaster_relief_fund_2005?

救済活動を行っている団体は他にも全米に多数あります。


ニューオーリンズの被災動物、救出作業続く CNN

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200509120013.html

2005.09.12
Web posted at: 15:56 JST
- CNN/AP

サンフランシスコ――ハリケーン「カトリーナ」では人間ばかりでなく、無数の動物も被災した。米人道協会(HSUS)によると、動物保護ボランティアたちの活動によって、11日朝までにルイジアナとミシシッピー両州で犬、猫、馬など動物計3815頭を保護した。


連邦政府とルイジアナ州政府は、同州ゴンザレスのラマール・ディクソン万博センターに設けられた仮設シェルターから、動物400頭を州外の保護施設に移送することを許可。ただちに被災動物の搬送が始まり、200頭がトラックで搬送された。また犬80匹が、篤志家がチャーターした旅客機でサンフランシスコなどに運ばれた。


テキサス州オースティンの動物搬送業者「PetRelocation.com」が担当した被災動物の移送は「ペットリフト計画」と名付けられた。テキサスの石油事業家ブーン・ピッケンズさんと妻マデレーンさんが寄付した5万ドルで、コンチネンタル航空の旅客機をチャーターし、保護された犬をルイジアナ州バトンルージュからサンフランシスコとサンディエゴの保護センターに運んだ。


ケージごと貨物室に入れられた犬もいれば、客室でしっぽを振り、わんわんと吠えながら西へ向かった犬もいた。


マデレーン・ピッケンズさんの姉妹で、犬たちに同行したクリスティーン・ペンロドさんは、犬たちがハリケーン以来「ずっとケージに入れられていたから、外に出してあげなくてはならないと思った。座席で私たちのひざに座らせて、飛行機が飛んでる間中ずっと遊んであげた」と話す。


ピッケンズ夫妻の広報担当によると、当初は保護した犬200匹をまとめて搬送する計画だった。「80匹を助けられてとても喜んでいるが、色々な手続きを要求してきた官僚主義のせいで200匹全部を運ぶことができなくて、がっかりしてうんざりしている」という。


救出計画の関係者は、保護した犬を移送するために30日の検疫期間を待つなどといった様々な規定は、実情にそぐわないものだと批判している。


米動物虐待防止協会(ASPCA)で災害対策を担当するケリー・ハリントンさんによると、ニューオーリンズから約70キロ北西のゴンザレスにあるラマール・ディクソン万博センターに犬数千匹を収容する仮設シェルターが作られている。今回カリフォルニアへ向かった80匹に加えて、数日中に次々と被災地から運び出す計画だが、時間のかかる作業だという。


「1匹ずつ獣医師が診断し、ワクチン注射をして、マイクロチップを埋め込んでからでないと、運べない。飼い主が見つけた場合など、動物の移動先を追跡するためにもマイクロチップは必要」とハリントンさんは話す。


動物保護・里親募集ウエブサイト「Petfinder.com」は、ハリケーンで離ればなれになった動物と飼い主の再開を支援するため、動物データベースの充実を急いでいる。


HSUSのアンドリュー・ローワンさんによると、「ニューオーリンズで救助を必要としている犬猫約5万匹を収容するため、ゴンザレスの仮設シェルターを急ぎ空にする必要がある」。このため、すでにゴンザレスの万博センターで保護されている犬や猫の移動を急がなくてはならないという。


「そこいら中にトラックや車やバンが待機していて。犬はほえるし、猫はなくし。動物をきちんと世話するため、大規模な物資運搬作戦が展開している」とローワンさんは説明する。


ゴンザレスの仮設シェルターを運営するHSUSのデーブ・パウリさんによると、11日にはトラックで動物200匹がヒューストンへ出発した。動物救済チームはさらに同日午後には300匹をシェルターに運んでくる見通しだ。


またシェルターではこれまでに動物200匹が飼い主と再会を果たした。


「そういう再会があるからこそ、ぼくたちもやっていける。動物と飼い主の再会に立ち会うたびに、涙が出てしまう。眠る暇もない作業も、その甲斐があったと思える」とパウリさんは話した。


HSUSの公式サイトによると、11日午前8時までに被災地各地で救出され、様々な保護センターに収容された動物の内訳は、犬と猫が計2529匹、馬121頭、その他1165匹という。


全ての動物が無事飼い主と再会できますように。
by loveanimals | 2005-09-14 21:56 | 皆様へのお願い
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